

日曜午前だけで2万人が来場

港町だけあって新鮮な魚介類がズラリ

名物のカレイ

天然のホヤ

思わぬ掘り出し物も

朝市名物「くし餅」

名物のサバとシソ、チーズをご飯とまぜたライスコロッケ「八戸サバコロ」

朝市には唐揚げ店が並び、長蛇の列ができます

イサバのカッチャ(朝市のお母さん)たちも大活躍

カッチャとえば、背中のカゴがトレードマーク

お孫さんをカゴに背負って買い出し

あまりのリアルさに気味悪がられながらも、アッという間に完売する名物「幼虫グミ」

カフェに「ナマコ」!? 店員さんやお客さんと弾む会話も朝市の楽しみ

地元の新鮮な野菜も充実

沿道に様々な店が並ぶ風景は圧巻。どの店も賑わっています

店舗のテント内で腰を下ろして、ずず〜っとおそばをいただけます

館鼻岸壁朝市の全景
北三陸の港町・青森県八戸市には、地元市民の台所であり観光名所にもなっている朝市があります。平日はもちろん、週末も市内各地で開催されていますが、その中でも国内最大規模を誇る朝市が「八戸館鼻岸壁(はちのへたてはながんぺき)朝市」です。毎年3月中旬〜12月末の毎週日曜に開催されており、日の出から昼前までの時間帯に多くの露店と人々で賑わいます。夏場を迎えるこれからの季節には、半日で2万人以上が来場する人気ぶりです。
会場は、その名のとおり、全国屈指の水揚高を誇る八戸港の岸壁に沿うように広がっています。朝市のストリートは全長約800mにもおよび、その両側に約350店舗が軒を連ねます。人口約24万人の八戸市にあって、市場はまるで1つの「街」のようです。
八戸館鼻岸壁朝市が人気なのは規模感だけではなく、一般的な朝市では絶対に味わえない“カオス”感があふれていること。三陸沖の港町ならではの新鮮な魚介類や野菜、果物の露店はもちろん、屋台風の飲食店やパン屋、コーヒーショップもオープン。農機具や家具なども売られ、食材と同じようにその場で買って帰る人も。起業を目指す若者たちが、市場調査を兼ねてオリジナルの商品やご当地グルメを限定販売するなど、変化に富んでいて見どころ、味わいどころたっぷりの朝市なのです。ちょっと早起きして、熱気に満ちた潮風に当たりに行かれてはいかがでしょうか。
文・写真:山下健二郎(世界の海援隊)